家づくりを始める前に考えておきたい4つのポイント
2016/08/26
家づくりにおいて最初に行うことは、どのような生活を送りたいのかをイメージしてよく考えることが大事です。
しかし、一体何から考えていけばいいのか分からなくなることもありますよね。
そこで今回は、家づくりを始める前に考えておきたい4つのポイントをご紹介します。
1 将来の変化について考える
家づくりを始めようと考えている方の多くはその時の状況、つまり家を建てる時の年齢や家族構成、ライフスタイル、好み、収入などを中心にして考えてしまうことが多くあります。
しかし建てた後、そこに何十年も住むことになりますから、できるだけ将来の変化を考えて計画を立てることが大切です。
例えば、小さな子供がいる場合は成長に合わせて子供部屋をどのようにするのかを考える必要があります。
将来、もう一人子供が生まれた時のために部屋を間仕切れるように設計するのか?子供が独立して別居した場合に子供部屋はどのように使うのか?など将来どのような変化が起こるのか様々な可能性を考えておくことが大切です。
2 年をとった時のことを考える
他にも、自分が年をとって老いた時のことを考えておきましょう。
例えば、足腰が弱くなって階段の昇り降りが大変になったり、トイレや浴室などに手すりが欲しくなったり、建てた時と比べるといくつも使っていない部屋があるなど、建てる時には想像もつかなかった問題が出てくることがあります。
ですから、自分の老いを考えることは家づくりにおいてとても大事な事です。
3 建てる時だけでなく将来かかるお金も考える
家づくりでは建てる時の費用だけではなく、将来のメンテナンスや日々の光熱費、水道代などの建てた後にかかるお金のことを考える必要があります。
建てる時にできるだけ建築費を抑えて安さだけで考えてしまうと後々、後悔してしまう場合があります。
例えば、安く建てたつもりが屋根や外壁の張り替えや設備の交換の頻度や費用が多くかかってしまい長い目で見てみると高い買い物になってしまったなんてこともあります。
こうした費用は建てる時に選んだ建材や設備の性能や耐用年数で大きく違ってきます。
ですから、その時の建築費の安さだけではなく、多少費用が高くなっても将来のことを考えてメンテナンスが少なくて済む建材や設備を選ぶことも家づくりでは大切です。
4 家族で話し合うことが大事
家族の性格や生活などを見直して、これからどのような暮らしをしたいのかをイメージして話し合うことが大事です。
例えば・・・
- どのような生活がしたいのか
- 現在の生活の不満な所は何か
- 子供をどのように育てたいのか
- 老後はどのように暮らしていきたいのか
- 家族の趣味や楽しみは何か
などを家族でよく話し合い、その内容を書き出してみましょう。
最後に
家づくりは現在の状況だけではなく将来の変化や問題をあらかじめ考えておくことが大切です。
家づくりを考えている方は今回、ご紹介した4つのポイントを参考にしてみてください。