和室が難しいならばリビングに畳コーナーを設置してみては?

      2016/06/29

畳コーナーが多い

最近では和室を設けない住宅が増えてきていますよね。

ただ、ちょっとした畳のスペースが欲しいという方や実は和室をつくりたいのだけれどスペースが取れないという方はリビングに畳コーナーを設けてみてはいかがでしょうか?

今回は、一つの部屋として和室はいらないけれどちょっとした畳のスペースが欲しい方や和室が欲しくてもスペースが取れない方のために畳コーナーについてご紹介します。

畳コーナーとは?和室との違いは?

畳コーナーとは?

畳コーナーとは、リビングなどのフローリングが貼ってある一部分に畳を設けたスペースのことをいいます。

和室との違いとしては、和室は壁等で部屋が区切られていてひとつの部屋になっています。

畳コーナーはリビングなどの一部分が畳のスペースのことを畳コーナーと呼ばれています。

他にも、4.5帖ぐらいの広さから和室と呼び、それ以下を畳コーナーと呼ぶことが多いようです。

和室よりも畳コーナーで充分という人も多い

畳コーナーが多い

和室をつくるとなるとスペースを多く取られてしまい間取りがうまく決まらず、最終的には和室を諦めなければいけないパターンも多いです。

例えば、リビングの隣を和室にしたい場合にリビングが狭くなってしまうという事があります。

また、和室を一部屋設けてみたが、実際に住み始めてみると「こんなに大きなスペースの和室はいらなかったかも」などという失敗談も聞いたりします。

ですから、和室のように一部屋はいらないけれども、畳が好きで欲しいという場合には畳コーナーは最適だと思います。

小上がりの畳コーナー

小上がりの畳コーナー

畳コーナーには床とフラットになっているタイプの他に、膝下ぐらい(20~40cmの間が多い)の段差がある小上がりのタイプがあります。

主に、リビングに隣接する畳コーナーはこの小上がりにする場合が多くあります。

一段高くすることによって床との間に空いた空間を利用することができます。

 小上がり畳コーナーのメリット

一段高くなっているので、腰かけてくつろぐことができますし、畳の上でごろ寝もできます。

段差を利用して、起き上がる時も楽に起き上がることができますね。

腰かけた時に視線も高くなるので家族の気配を感じることができます。

また、インテリアに変化をつけることができ、おしゃれに見えてデザイン性があります。

先程もご説明したように、床との間に空いた空間を利用して、引き出し収納を設けることができてとても便利になります。

引き出し収納をつくって、収納スペースを多く取りたい場合はなるべく段差の高さを高く取るようにしましょう。

小上がり畳コーナーのデメリット

段差になっているのでつまずいてしまうことがあります。

ですから、バリアフリーではないので高齢者の方は気を付けなくてはいけません。

また、小さいお子さんが落下する危険があるので注意が必要です。

他にも、大きな家具が置けないなど模様替えがやりづらい場合があります。

段差をつくるのでその分、材料や手間がかかるので、費用が高くなってしまう可能性があります。

 最後に

畳コーナーはちょっとしたスペースで畳の上でくつろぎたい方にはおすすめです。

ただし、家全体のバランスを見ながら本当に必要なのかをよく考えてから、畳コーナーを設けることが大切ですよ。

 

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