建売住宅と注文住宅の違いとは?メリットとデメリットで比較

      2016/06/29

注文住宅と建売住宅の違い

新築一戸建て住宅には主に建売住宅と注文住宅の2つの選択肢があります。

この2つの住宅にはどのような違いがあるのでしょうか?

また、どちらにしようか迷っている方もいると思います。

今回は、それぞれの違いやメリットやデメリットをご紹介します。

建売住宅とは?

建売住宅とは、土地と住宅を一緒にして販売している住宅のことです。

分譲住宅とも呼ばれていて、一般的にまとまった土地の中にいくつかの区画に分けて、そこに同じ仕様の住宅をいくつも建てて、それを販売しています。

また、すでに完成している住宅を販売しているのですが、建築中や着工前の段階で販売する場合もあります。

建売住宅のメリット

建売住宅を購入するうえでどのようなメリットがあるのでしょうか?

3つのメリットをご紹介します。

1 住む家のイメージがしやすい

間取りや仕様があらかじめ決まっているので、どのような家に住むのかをイメージしやすくなります。

すでに完成している住宅を販売しているところが多く、実際に実物の建物を見ることができます。

ですから、家具の配置や生活動線などをより明確に思い描くことができます。

2 注文住宅と比べると価格が明確で割安

建売住宅は販売価格が明確に示されていて、後から余分な費用がかかることが少ないので予算オーバーになりにくいです。

また、同じ仕様の家を複数建てるので材料を一括購入して安く仕入れることができますし、設計も一回で済むのでコストを抑えることができます。

ですから、注文住宅と比べると費用が割安になることが多いです。

3 住むまでに時間がかからない

建売住宅は土地と住宅を一括購入するので建物が完成していれば、売買契約を結んで短期間で入居が可能になります。

最短であれば1~2ヶ月程度で入居することもできます。

建売住宅のデメリット

建売住宅にはもちろんデメリットもあります。

いくつかデメリットをご紹介します。

1 間取りや設備の自由が利かない

すでに間取りが決められているものを購入するわけですから、なかなか希望通りの間取りを見つけることは難しいです。

また、設備や建材もすべて決まっているので、自分たちに必要な設備が設置されていない場合もあります。

2 建築過程を見ることができない

建売住宅はすでに住宅が完成しているので、工事の過程や内部構造などを見ることができません。

ですから、どのような材料を使用したのか?どのような工事をしたのか?などをチェックすることが難しいので不安が残る場合があります。

注文住宅とは?

注文住宅とは、ハウスメーカーや工務店といった施工会社に設計から依頼して、建築してもらう住宅のことを言います。

間取りや設備だけでなく工法や材料なども自由に決めることができるのが特徴です。

自分のライフスタイルに合った理想の家づくりを実現することが可能です。

注文住宅のメリット

注文住宅を建てるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

3つのメリットをご紹介します。

1 自由度が高い

注文住宅の最大のメリットはなんと言っても自由度が高い所です。

間取りや設備の他にも外観や内装のデザインや部材などを細かく決めることができて希望通りの家を建てることが可能になります。

また、将来のことを考えた間取りにすることで増改築をしやすくすることもできます。

2 予算を調整できる

あらかじめ予算を施工会社にしっかりと伝えておけば、予算の範囲内に合わせて調整してくれます。

ただし、こだわりはじめると予算オーバーになる場合があるので注意が必要です。

ですから、こだわるところには優先順位をつけておけば、予算をかける所がはっきりして分かりやすくなりますし、こだわらない部分は安く抑えることができます。

3 建築過程を見ることができる

注文住宅は設計をしてから建築を行うので、建築開始時から工事現場の様子をチェックすることができます。

工事の過程や構造、使用されている材料を確認できることは安心感につながります。

注文住宅のデメリット

注文住宅のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

いくつかデメリットをご紹介します。

1 入居するまでに時間がかかる

注文住宅は間取りや設備を自由に決めることができますがその分、打ち合わせなどに時間がかかります。

更に、工事も半年程度かかることも珍しくないので入居までにかなりの時間がかかってしまいます。

また、土地探しからする場合は更に時間がかかります。

2 建てた後にイメージと違う場合も

間取りは、図面などを参考にしながら決めていくのでなかなかイメージがしにくいこともあります。

ですから、建てた後に「ちょっとイメージと違う」ということもあります。

ただ、最近ではパソコンで立体画像などを使って、ある程度のイメージを描くことができます。

建売住宅か注文住宅か?どんな人に合うの?

それぞれの住宅をご紹介してきましたが結局、どちらにすればいいのか迷う方もいると思います。

先程のメリット・デメリットを踏まえてそれぞれにどんな人が合うのかをご紹介します。

建売住宅が合う人は?

なるべく住宅に費用や時間をかけたくない人に合っています。

また、こだわりもそこまで強くなく、一日でも早く一戸建て住宅を手に入れたい方に向いています。

注文住宅が合う人は?

家づくりに強いこだわりを持っていて、費用や時間が多少かかっても自分で選びたいという方におすすめです。

また、家づくりに自分たちが参加できて、楽しめるのは注文住宅の醍醐味です。

最後に

こだわって家づくりを行うのか、時間や手間をかけずに家を買うのか、重視するポイントをよく考えて自分に合っているのはどちらなのか決めていくことが大切です。

今回、ご紹介したそれぞれのメリットとデメリットを是非、参考にしてみてください。

 

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