注文住宅の資金計画などのお金に関する4つの失敗例
2016/06/29
注文住宅を建てる時に最も気になることは費用や予算を立てるための資金計画などのお金に関することではないでしょうか?
費用がどれくらい必要になって、予算はどれくらい用意するのかなどの資金計画をしっかり行わないと建てた後になって後悔してしまいます。
そうならないために今回は、建てた後に気付いた資金計画などのお金に関する4つの失敗例をご紹介します。
1 自己資金が不足していた
一般的に注文住宅を建てる時に必要な資金は自己資金と住宅ローンを合わせたものになります。
その時に自己資金が不足していると諸費用に回す資金や住宅ローンの頭金などの資金計画がスムーズにいかなくて、最終的に住宅ローンの返済が計画通りにいかなくなってしまったというパターンがあります。
もっと若いうちから貯金をして資金をきちんと確保しておけばよかったという声もあります。
では、自己資金はどれくらい用意すればいいのでしょうか?
目安としては全体の費用の20~30%を自己資金として用意することが望ましいと言われています。
2 予算をオーバーしてしまった
当初の予算をオーバーしてしまったという声もよく聞きます。
注文住宅は、自由に設備や内装をこだわることができていいのですが、その分こだわりすぎて気が付けば予算がオーバーしてしまうことも珍しくはありません。
特に、追加工事が発生した場合には、費用が多くかかってしまうので注意が必要です。
予算をオーバーしないためにも、仕様や設備を見直してみて本当に必要なものなのかをよく考えて検討するようにしましょう。
他にも、建坪を小さくしたり、あまり複雑な形状の建物にしないことなどで金額を抑えて予算がオーバーしないように気を付けましょう。
3 返済の負担が重い
住宅ローンで多額の借り入れをしてしまい月々の支払いが多くなってしまい返済に苦しんでいるという声もあります。
一般的に住宅ローンの年間の返済額は年収の25%以下に抑えることが目安になってきます。
例えば、年収が600万円の場合・・・
年間の返済額:600万円×25%=150万円になります。
ちなみに、月々の返済額は150万円÷12ヶ月=12万5000円になります。
ですから、いくら借入れができるかというよりも、毎月余裕を持って返済できる金額から借入額を考えることが大切です。
4 予想外の生活の変化が起こった
暮らし始めてから予想外の生活の変化が起きることもあります。
例えば、年収が減ってしまったり、病気になってしまったり、暮らす前には予想もしていなかった変化が起こって住宅ローンの返済に影響が出てしまい毎月の支払いが大変になってしまうパターンもあります。
ですから、将来の変化などを事前にある程度考えながら余裕のある資金計画を立てたいですね。
最後に
注文住宅のお金に関する失敗例をご紹介しました。
今回のポイントとしてはできるだけ余裕のある資金計画を立てることが大切です。
お金に関することなので、この記事を参考にして慎重に検討してくださいね。