無垢フローリングの知っておきたいお手入れのポイント

      2016/12/07

無垢フローリングのお手入れ

家づくりをする時に、お部屋の床材にこだわる方も多いと思います。

その中でも無垢フローリングは、温かみのある木のぬくもりを感じることができて、人気の高い床材です。

無垢の木で出来ているフローリングなので、長く使っていくためには定期的にお手入れをすることが大切になってきます。

そこで今回は、無垢フローリングの知っておきたいお手入れのポイントをご紹介します。

基本は乾拭きでのお手入れ

無垢フローリングは水分や湿気を多く吸収すると割れの原因になってしまいます。

ですから、基本的には乾いた布などで乾拭きをするか、掃除機をかけるなどが普段のお手入れでは大切です。

無垢フローリングを傷めてしまう原因の多くは水ですから、もし水を床にこぼしてしまった場合は、早めに乾いた雑巾で小まめに拭くようにしましょう。

油などの汚れは?

キッチンやダイニングなどの床で気になる汚れと言えば、油や食べ物をこぼしてしまった時の汚れではないでしょうか。

油やソース、マヨネーズなどはなかなか落ちにくい汚れなので、キッチンで食器を洗う時に使う中性洗剤をぬるま湯に溶かして、固く絞った雑巾で拭いてください。

他にも、小さいお子さんがいらっしゃる場合ですと、食べ物などをこぼしてしまう以外にも、クレヨンやペンで床に落書きをして汚れてしまうなんてこともありますよね。

クレヨン、水性ペン、油性ペンなどはベンジンを布につけて手早く拭いてください。

また、油性ペンの汚れは、汚れが付いてすぐであれば消しゴムで消すことができる場合もあります。

落ちにくい汚れやキズは削る

先程のように汚れを落とそうと思ってもなかなか落ちにくい頑固な汚れもあります。

また、頑固な汚れの他にもキズなどが付いてしまうと気になりますよね。

そんな時は、その汚れやキズの部分をサンドペーパーで削ってしまいましょう。

最初に汚れが付いている部分に目の粗いサンドペーパーをかけて汚れを削り取っていきます。

次に汚れが目立たなくなってきたら、目の細かいサンドペーパーを使って表面を滑らかに整えていきます。

そして最後に、サンドペーパーをかけた部分にワックスなどを塗って仕上げます。

ワックスを塗る時は、なるべくそのフローリングに使われているものと同じワックスを使うようにしましょう。

ホットカーペットは使用しない

無垢フローリングにホットカーペットの使用はなるべく避けてください。

ホットカーペットを無垢フローリングの床の上に敷いて使用すると下に熱がこもりやすくなってしまい反りや割れの原因になってしまいます。

ただ、どうしても使用したいのであれば、ホットカーペットと床の間に断熱マットを敷いて使用するようにしてください。

薬品のついた雑巾やモップは使用しない

無垢フローリングに化学薬品のついた雑巾やモップを使用すると、黒ずみや色むらの原因になるので使用はなるべく避けてください。

中には、無垢フローリング専用の商品もあるのですが、無垢材の種類によっては傷んでしまうことがあるので、よく確認してから使用しましょう。

最後に

今回は、無垢フローリングの知っておきたいお手入れのポイントをご紹介しました。

無垢フローリングを長く使うには日々のお手入れが大切です。

このお手入れのポイントを是非、参考にしてみてください。

 

 

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