ビルトインガレージがある家の3つのメリット・デメリット

      2016/06/29

木造住宅

都内で車の駐車スペースを確保する方法としてビルトインガレージがあります。

建物の一階に駐車スペースを設けるビルトインガレージにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

今回はビルトインガレージについて3つのメリットなどをご紹介します。

ビルトインガレージとは?

ビルトインガレージとは、建物の中に車などを駐車できるスペースを確保したものです。

建物の一階部分に大きな開口部をつくって車などを駐車できるようにします。

都内では土地が狭い所が多く、駐車スペースを確保するためにこのビルトインガレージが多く使われています。

都内でビルトインガレージにする場合は敷地の広さや駐車する車の台数などにもよりますが多くは一階部分をすべて駐車スペースにして2、3階を居住スペースとするパターンがあります。

ビルトインガレージのメリットは?

ビルトインガレージにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

3つのメリットをご紹介します。

1 車を守ることができる

建物の中に車を駐車することができるので雨や風から守ることができます。

また、シャッターを取り付ければ盗難やいたずらなどのトラブルを回避することができるので防犯の面においてもメリットがあります。

ですから、安心して車を駐車しておけるので車好きの方には最適です。

2 駐車スペースを確保できる

都内では狭くて小さい土地(狭小地)が多く、敷地内に建物とは別に駐車スペースを設けることが難しい場合があります。

ですから、ビルトインガレージは敷地を有効活用して車を置くことができます。

これによって敷地内に車を駐車できるので他に駐車場を借りる必要がなく、駐車場代もかからないので経済的です。

3 趣味を楽しむ空間

ビルトインガレージはただ車を駐車するスペースだけではありません。

自分の愛車やバイクを整備したり、眺めたりして楽しむ空間にすることができます。

他にも、愛車を整備するのに必要な工具などを置いたり、アウトドア用品の手入れなど、趣味の部屋として活用することも可能です。

ビルトインガレージのデメリットは?

ビルトインガレージのデメリットや注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?

3つのデメリットをご紹介します。

1 間取りが限られてしまう

一階部分に駐車スペースを余分に確保するので、当然、間取りの配置が限られてしまいます。

三階建ての場合だとリビングやキッチンなどを2階に配置して寝室などを3階に持ってくるなど、間取りをよく考えてからビルトインガレージを設けるか検討した方がいいです。

2 強度が弱い

開口部を大きく取るので構造上、強度が弱くなるというデメリットがあります。

これによって、地震などの災害に弱い住宅になってしまう場合があります。

特に木造住宅でビルトインガレージにすると、柱で支えているのであまり大きな開口部を設けると木造では建てることができない場合があります。

3 車の排気や音が気になる

車の排気や整備をする時に発生する臭いなどが気になるので換気扇をつけて対策をしましょう。

他にも、排気の臭いだけではなく音も気になります。

ビルトインガレージの中でエンジンをかけると結構、音がうるさく感じるので防音対策も必要かもしれません。

また、まわりが壁で囲まれているのでビルトインガレージの中は暗くなりがちです。

ですから、明るさを確保するために照明やコンセントの設置も必要です。

最後に

ビルトインガレージは都内の狭小地で駐車スペースの確保や趣味を楽しむ空間になっています。

メリットとデメリットを踏まえたうえで検討してみてはいかがですか?

 

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