カーテンを選ぶ前に知っておきたいカーテンの幅と丈の測り方
家づくりを行う際にこだわる部分として多く挙げられるものにお部屋のインテリアがあります。
特にインテリアの中で、選ぶ時に悩むものはカーテンではないでしょうか?
ただ、カーテンを選ぶ前に知っておかなければいけない事はカーテンサイズの測り方です。
間違った測り方をしてしまうと、たとえ素敵なカーテンを選んでもそのお部屋の窓とカーテンのサイズが合っていないと台無しになってしまいますよね。
今回は、カーテンを選ぶ前に知っておきたいカーテンの幅と丈の測り方をご紹介します。
カーテンの幅の測り方は?
カーテンの幅の測り方で大切なことはカーテンレールを基準にして測ることです。
これからカーテンの横幅の測り方をご紹介します。
カーテンレールを基準に測る
カーテンの横幅を測る時はカーテンレールを基準にして測ります。
ここで注意してほしいことは窓枠を基準にして測らないでください。
必ず、カーテンレールの端から端までの長さを測るようにしましょう。
測り方のポイントとしては、先程カーテンレールの端と言いましたが正確には端にある固定されたフックを基準にして測ります。
つまり、端にある固定されたフックから反対側の端にある固定されたフックまでの長さを測ります。
ちなみに、測る時の単位ですが一般的にカーテンのサイズはcmで表されているのでメートルではなくcmで測るようにしましょう。
測った幅の長さに3~5%上乗せする
カーテンレールの横幅を測って長さが分かれば、その横幅の長さに3~5%を上乗せします。
つまり、カーテンレールの横幅の長さに×1.03~1.05を計算して出た長さがその窓に合ったカーテンの幅の長さになります。
カーテンの幅の計算例
分かりやすくご説明するためにカーテン幅の計算例をご紹介します。
カーテンレールの横幅の長さが100cmの場合・・・
- 100cm×1.03=103cm
- 100cm×1.05=105cm
となるので、この場合の窓に合うカーテンの幅は103~105cmが理想的なカーテンのサイズになります。
既製品はサイズの規格が決まっている場合も
オーダーメイドの場合は先程、計算して幅の長さで問題ありませんが、既製品のカーテンのサイズは規格が大体決まっているので、細かいサイズを見つけることが難しい場合もあります。
ですから、既製品の場合は計算した幅の長さの一番大きな数字に近いサイズを選ぶといいですよ。
丈の測り方は?
幅の長さが分かったら続いては丈の長さを測ります。
丈の長さは窓のタイプによって測る部分が変わってくることがポイントです。
カーテンの丈の長さの測り方をご紹介します。
レールフックの下側を基準に測る
カーテンの丈の長さを測る場合はカーテンレールに付いているフックの下側を基準にして測ります。
窓のタイプによって丈の長さを測る部分が変わってきます。
掃出し窓のような床まであるタイプはフックの下側から床まで測ります。
腰窓や出窓の場合はフックの下側から窓枠の下側の部分まで測ります。
掃出し窓の場合
掃出し窓の場合は、フック下側から床までの長さを測ったら、そこから1~2cmあけることがポイントです。
カーテンを床につく長さにしてしまうと見た目も良くなく、ホコリも溜まり易いので床にギリギリつかないぐらいの1~2cmの空間をあけることが大切です。
腰窓や出窓の場合
腰窓や出窓の場合は、縦の長さを窓枠の下側でピッタリに合わせるよりも15~20cmほど多めに長くしておきましょう。
このようにゆとりを持って長さをとることで、見た目も良くなり、斜めから太陽の光が差し込んできても防いでくれます。
最後に
今回は、カーテンの幅と丈の測り方をご紹介しました。
カーテンを選ぶ前に測り方を覚えておくことでカーテン選びがスムーズに進みますよ。