窓を選ぶ前に知っておきたい窓サッシの4つの種類や特徴

      2016/06/29

窓サッシの種類

窓は住宅における外観のイメージを決める大きな要素になってきます。

また、デザイン性だけでなく断熱性や遮音性、防犯性といった機能面を考慮して選ぶことも大切です。

一般的な窓は、サッシと呼ばれる枠の部分とガラスで構成されたものをいいます。

ですから、窓を選ぶ時にはサッシとガラスを選ぶということになります。

今回は、窓を選ぶ前に知っておきたい窓サッシの素材の種類や特徴を4つご紹介します。

1 アルミサッシ

アルミサッシは一般的に最も使用されているサッシです。

軽いので窓を開けたり閉めたりするのが楽なので操作がしやすいです。

また、強度もあり、気密性や防火性にも優れています。

サビにも強いのですが長い間ほこりなどが付いたままにしておくと腐食してしまうこともあります。

ですから、日頃のお手入れが大切になってきます。

断熱性に関しては熱伝導率が高いため他のサッシと比べると性能は劣ります。

2 木製サッシ

木製サッシは木独特の温かい質感や風合い、手ざわりが魅力で古くから住宅の窓に使われてきました。

しかし、アルミサッシの普及によって徐々に減っていき、現在では木製サッシの窓を使っている住宅は珍しくなっています。

経年による劣化や腐食、木の狂いなど、耐久性に劣ることがデメリットになっています。

ただ最近では、木材を充分に乾燥させて、特殊な構造で気密性や耐久性などに優れた製品も増えてきています。

3 樹脂サッシ

塩化ビニール樹脂を主な材料としているのが樹脂サッシです。

熱伝導率が低いので断熱性に優れていることが大きな特徴です。

窓ガラスの中で断熱性に優れている複層ガラスと組み合わせることで断熱性の高い窓にすることができるので寒冷地で使用されることが多いです。

ただ、コストに関してはアルミサッシよりも高めです。

また、強度がアルミサッシと比べると弱いので、厚みのある構造になります。

4 複合サッシ

複合サッシは「アルミと樹脂」、「アルミと木製」などのように異なる素材を組み合わせたサッシです。

例えば、アルミと樹脂を組み合わせた場合、耐久性に優れたアルミを屋外側にして断熱性に優れた樹脂を室内側にしたものなどがあり、それぞれの素材の特性を生かした商品があります。

窓ガラスとの組み合わせ

窓を選ぶ時はサッシだけではなくガラスの性能も大切になってきます。

サッシと同じく、窓ガラスにも様々な種類があるので窓を選ぶ前に知っておくといいですよ。

窓ガラスについて詳しくはこちら⇒「住宅の窓ガラスの8つの種類や性能をご紹介します」

最後に

今回は、4つの窓サッシについてご紹介しました。

窓を選ぶ時は窓ガラスとサッシの組み合わせがポイントになってきます。

また、使う場所や目的を考えながら選ぶようにしましょう。

 

 

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